文字が沢山あることが苦手だった私が、以前より苦手意識を克服できた理由とは。
将来何の仕事に就こうか?と悩んでいた時に
美術に近い仕事は何があるんだろう?と考えたときに
広告の仕事が面白そうだなぁ〜と
他にも雑誌などの仕事も良いなぁ〜と思っていましたが
雑誌はまず読み物だし、私の大嫌いな活字がずっと並んでいるのが……。
やはり苦痛。
そしてこれは間違いなく文字が少ないポスターなどの広告が良い!と
思って広告業界を目指しました。
っで、いざ広告業界と言いつつも
やはり、いろんなものにパンフやチラシなどは文字が沢山入ってくるわけで
冊子などのカタログは多い方ではなかったからまだ良かったかもしれませんが
仕事となると学校のように苦手教科を避けられる訳ではないので
やはり向き合わなければいけません。
手っ取り早いのはやはり仕事で関わって
しかも、自分の好きなことであれば
何とか克服したいと自然に思うのです。
そして、いざ、広告の案件がきて案だしして
コピーライターからコピーを貰うと、同じ大きさで打たれたコピー用紙を見ながら
どれがキャッチコピー、リードコピー(キャッチコピーのサブ的なコピー)、
このコピーをどう扱って良いのやら?
頭から血の気が引きそうでした。(←大袈裟だけれどやばい感じ)
心の中では、学生の頃に必死になってもっと勉強しておけば良かったーーと
何度も何度も心の悲鳴が、沢山叫びあっていました。
そんな時代はもう頭は自分の作ってる広告のことでいっぱいで必死!
他のことを考える余裕はありませんでした。
これを2時間で仕上げてこれはこういう風にして……。とか
電車の中でも家に帰っても夢の中でも??(笑)考えていました。懐かしい。
でも、そんなこんな大変な時期があったからこそ
今があって、文章も随分克服できたし
ある程度であれば、私自身もコピーを考えたりすることが
できるようになりました。
やはり、好きなことから始めると
苦手な部分と関わることもあるかと思います。
まずは、好きなことから始めて
苦手なことを克服していくと必死になるだろうし
一番早い方法だと思います。
↑2014年「四つ折りパンフレット」制作 アースウィークより