チラシ・ポスター・パンフレットなどに流用する画像データは元画像をとっておこう。またスキャンする際の注意点。

チラシやポスターやパンフレットに
同じ写真やイラストを使用することが
あると思います。
今回、私は一つの絵本で
印刷物や電子書籍の
制作をしていますが
(サイズがそれぞれ違います)
絵のデータを流用できるように
元の重いデータを
とっています。
もちろん、色調整をした
最終のものを。

といっても、重いデータだと
保存など作業に時間がかかるので
画像データを必要最低限に軽くします。
ただ、画像を軽くした後に修正し
上書き保存していけば
元のデータを再度、使用する場合
変更した分を修正しなければいけません。
元データに上書き保存
していけば良いのですが
データが重いので
そのまま使って作業すると
効率が悪くなります。
ですので、
どこで軽いデータサイズに
するか悩みどころです。
※JPGに上書き保存していくと
元画像が劣化していきますので
必ずEPSに上書き保存を！

今回の入稿でイラストを
画像データにスキャンをしましたが
機械の劣化のせいか
スキャナーの線が結構入っていました。
セブンイレブンのコンビニスキャナの
色味が一番忠実に出るのですが
線が沢山入りすぎて消すのが大変でした。
後で気づくのも多くあり
再度、他のリサイズで画像を使う際に
また、同じ修正をしたりして
二度手間三度手間…。
全面に絵を大きく使う絵本には
スキャナー専門のお店でやはりスキャンを
したほうが良いと思いました。
ただし、絵はがきなどに使用する分には
セブンイレブンのコンビニのスキャナーで
十分だと思います。

因みにスキャンした時に入る線は
上の絵の赤矢印部分です。
これはコンビニだからという訳ではなく
スキャナーの専門店でも
線が入ることもあるので
その場でチェックすることが大事です。